純正パーツはどのような物か各部を見ていきます[サドル・ペダル周り編]
人が跨がり、脚で漕ぐ。自転車の動力となる重要な部分を見てみます。
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サドル周り
サドルは人が腰掛ける部分でハンドルグリップ、ペダルと同じく人が直接接する部分となります。座り心地やデザイン性、色など選べる上に素材や特徴などで本当にピンからキリまであると思います。交換する前にノーマルのサドルを見てみたいと思います。
サドル
オリジナルのサドルは車体のブラック&グレーのワンポイントカラーとして赤(というよりも朱色)が入ったデザインです。
中空になっており手前側30mm、中程40mm、後部側が60mmと結構厚めですので股間が蒸れず、あまり痛くならないと思います。
サドルレール 前後調整
サドルは前後に調整でき、目盛りも5mm刻みで付いてます。
サドルレール幅
幅: 43mm(スタンダードサイズ)
レール直径: φ7mm
サドルウェイト
ウェイト: 実測353.5g
68gのフルカーボンサドルとかは別格ですが、100〜200g弱ほどの物もありますのでいずれ交換したいと思います。
シートポスト
この車体でもうひとつ特徴的なのがシートポストです。これはインプレッションなどを読んでいましたのでわかっておりましたが、実際どんな形状かまでは写真を見たイメージでしかありませんでした。高さ調整も含めて見てみます。
シートポスト断面
実際のポスト断面がわかりづらいのでポストに付ける反射板ステーを撮ってみました。太い方が進行方向でドロップ状なっています。
シートポスト実物の実測で正面27.3mm、奥行き45.3mmでした。
通常シートポストは真円が大半だと思いますし、軽量のカーボンポストに交換することもできます。またシートクランプも形状や材質、色などを選んで交換できるものも多いのですが、この車体についてはシートポストとシートクランプはオリジナルの物を使う以外ありません。
シート高さ調整
正立状態で地面からサドル中部までの高さです。
- 目盛り0: 900mm
- 目盛り20: 705mm
シートポストが特殊な形状の意味
シートポストは何気に空力的な形状をしていますが、高い速度で走る自転車ではないのでデザイン意匠的、もしくは強度的な要素と思います。
折りたたみ時、シートポストの底部が脚となってしっかり立たないまでも前方向へ転がらないようになっております。
ペダル・クランク周り
ペダル
付属のペダルのネジ部は9/16(約14.3mm)でした。中心部は樹脂製で周囲を金属で囲っている形状です。
- 重量: 155.8g(1つ) → 311.6g(ペア)
駆動部は軽い方がいいですし、ペアで200gを切るモノもあります。また決定的に見た目がチープなので交換する予定です。
ただ折りたたみなのでクイックリリースでカンタンに取り外しができてできるだけ軽量なモノを見付けて交換したいと思います。
クランク周り
型式: PROWHEEL(台湾) MIDTOWN-253Y-TT-1
歯数: 53T
B.C.D.: 130mm
クランクレンジ: 170mm
もしベルトドライブにするなら全部取り換える可能性もあります。
ボトムブラケット
各部品のウェイトにつきましては後日分解時にレポートします。
特にボトムブラケットはセラミックベアリングのモノに交換したいのでクランクセットと合わせて思案中です。
一通り大きな分解をしない範囲で実測をしてみました。
次回は各部位ごとに分解しながらひとつずつパーツのウェイトを量りつつ、どんなパーツに差し替えていくか考えてみたいと思います。