F70T-R22T、最大スプロケット比3.18に変更したこれを最終完成とします
内装変速機 Shimano ALFINEを用いてGates Carbon Driveのベルトドライブ化をする上で公式(Webサイト)上の最大スプロケット比(SureFit 3-Lobe)は“3.18”(F70T-R22T)です。
Contenst
公式にはないFスプロケット歯数が存在
ただeBayを眺めているとGates社のラインナップにないFスプロケットの歯数があります。
例えば5ボルトB.C.D 130mmですと公式では46T-48T-50T-55T-60T-63T-70Tと7種の歯数がありますが、eBayで探していると公式にはない66T、69T、74Tを見付けることができます。
ALFINE用SureFit 3-LobeのRスプロケットは22Tが最小ですのでF74T-R22Tでの最大のスプロケット比は“3.36”が最大となるのかもしれませんが、Carbon Drive Calculator.xlsxではその歯数の選択がないためベルト長は概ね想定はできるもののしっかり計算ができません。(パスワードで保護されたエクセルデータをゴニョゴニョする手もありますが・・・)
実際購入しておりませんので本当に74歯あるのか、実際購入したら日本に送ってくれるのかなど詳細はわかりません。
いずれにしても公式で最大のFスプロケット、それに合わせたベルトを購入します。
Gates Carbon Drive – CDX™ High-Performance Sprockets & Belt
Fスプロケットは70Tで5穴BCD130mmですと品番はCT11705AAとなります。
また当然のようにスプロケットの歯数が変わるのでベルトも変わります。
Carbon Drive Calculator.xlsxから導き出されたベルトは115T(11M-115T-12CTS BLUE)でリアセンター(BBセンターから後輪車軸センターまでの寸法)が370.1mmとドンピシャでしたので今回は青色ベルトの在庫があったAliexpressでまとめて購入します。
ロックダウンの影響を懸念しておりましたが今回は10日目で手元に届きました。
わかってはいたことですが実物を見ると大きさの違いに驚きます。
寸法的には55Tでφ190.7mm、63Tでφ218.7mm、70Tになると243.2mmと55T比で+52.5mm、63T比で+24.5mm大きくなります。
前回と同様ベルトのテンション測定はモバイルアプリで行いました。111T(リアセンター369.9mm)が今回は370.1mmと+0.2mmとなりましたのでスペーサーを噛まさずに取り付けて規定値下限の35Hz近くの37Hzに固定しました。
変更結果確認
前回と同じく朝のルートを使って11段まで使ってみてどれくらいの数値になったのか、GARMIN CONNECTで簡易的に比較してみたいと思います。
まずこれも当たり前ですが漕ぎ出し4段スタートが3段でだいたい同じ力量感覚です。
- 平均速度: 17.0km/h → 18.5km/h
- 平均移動速度: 17.3km/h → 18.5km/h
- 最高速度: 29.2km/h → 32.1km/h
- 最高速度時のケイデンス: 51rpm(同一)
上記表でケイデンス50rpm時、30km/hを超えることはわかっていましたので概ね計算通りということでしょうか。ちなみにムリをしない範囲のケイデンス55rpmでGARMIN CONNECT上は33.9km/hでした。
通常の平坦な通勤ルートですと10段で十分事足りますし、ある程度距離のある平坦な道を巡航をする場合に1段上があるだけで余裕が生まれるのはありがたいですが、今回の1段(1.67)が最も登坂力が高かった55T-24Tと比較すると2(1.56)〜3段(1.76)の間くらいになるので個人的には勾配8%でも割とキツくなるだろうな・・・と思います。
Fスプロケットは交換の手間がそこまで掛からないので通常は70T-22Tで運用して、遠出やルート次第で63T-22Tという手もあるかなと考えていますが、このまま付けっぱなしだと思います笑
SCHWALBE ONE タンカラーに変更
同じSCHWALBE ONEですが、これまでブラックのサイドスキンを使ってきました。今回Gates Carbon DriveのFスプロケットとベルトをAliexpressで購入するのでついでにタンカラーも購入しました。
まぁ何といいましょうか・・・(=_=)
あのSCHWALBEのカッコいい箱に入ってくると思いきや袋に入って届きました。ただAliexpressに掲載されている商品詳細画像を見ますとラベル含め嘘偽りはありません。
開封して細かく目視で確認しましたが傷や汚れなどがなかったのでヨシとします。
しかし今回はなぜかタイヤをはめるのに相当苦労しました・・・
やっぱり派手ですね・・・ タイヤを外したついでにホイールのリフレクターテープも貼り直しました。
- 2021年10月1日 SAVANE FDB169S購入
- 2022年3月中旬〜 本体組立・初期型完成・各部セッティング調整
- 4月初旬〜 実運用パーツ装着・ポタリング
- 5月中旬〜 55T-24T [2.29] → 63T-22T [2.86] スプロケット比変更・Ver.1完成
- 7月中旬〜 63T-22T [2.86] → 70T-22T [3.18] スプロケット比変更・Ver.2最終版完成
初期型完成まで5.5ヶ月、Ver.1まで7.5ヶ月、Ver.2完成まで9.5ヶ月を要したカーボンフレーム折りたたみ自転車カスタム(RCT-2011s ALFINE)はひとまずここで終了、これを一旦完成形とします。
16→20インチ化も計算上入るはずのFフォークにタイヤが入らない、リアセンター(BBセンターから後輪車軸センターまでの寸法)の測定ミスなどありましたが、運良くお金(余分な出費)で解決できるものばかりでした。
総括としては自転車の根幹に関わる決定的なトラブルはありませんでしたし、快適に走れます。そして何より本当に勉強になったと思います。
以降は大事に乗りつつ通常メンテナンスをしていって、面白そうなパーツを見付けたら装着していけたらと思います。
これまで何度か福岡市内でInstagramやBLOGを見ている方から停車中や休憩中に声を掛けていただき驚きました。
また見掛けましたら気軽にお声掛けください(^O^)(煽ったりしないでくださいね泣)
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