小径車で通勤や街乗り、ゆるポタに適した帽子感覚なカジュアルデザインのヘルメットを求めて
空力を意識したレーサー風のガチなデザイン、派手なグラフィック、さらにサングラス、ピッタリフィットのサイクルウェアとくるとロードバイクが趣味な方によく見られる格好です。
ただどうしても折りたたみ小径車、ラフやカジュアルな格好をすることが多いのと主に街乗りで片道4kmくらいの通勤主体、たまにゆるりとポタリングするだけなのであのガチなデザインのヘルメットは普段使いの私にとってどうしても違和感があります。
デザイン的にシンプルで、競技に出る訳ではないので一定の安全基準をクリアしているJCF(公財)日本自転車競技連盟推奨ヘルメット(JCF公認競技で使用できるのはJCF公認ヘルメット)の中で探すと個人的にシックリくるヘルメットが見つかりました。7,000円もしない安価だったので驚きです。
OGK(オージーケー)というと昭和生まれのオヤジな私は国内メジャーのARAI(アライ)やSHOEI(ショウエイ)と比較すると失礼ながら第3の安価なオートバイ用ヘルメットメーカーというイメージでしたが、昨今のサイクルヘルメットメーカーでは国内トップシェアということでサイクルショップのヘルメットコーナーは安価なモノから高価なモノまでOGK KABUTO(オージーケーカブト)の商品で埋め尽くされてます。
今回はその中から『KOOFU CS-1』、カラーはマットブラック、サイズM/Lを購入しましたので開封レビューしてみます。
梱包と内封物一式
パッケージにはOGK KABUTO(オージーケーカブト)の記載はなく『KOOFU(コーフー)』が目立ちます。
KOOFUを調べてみると2013年にOGK KABUTOが『風を愉しむ』というコンセプトで展開したブランドのようですが、今はOGK KABUTOに統合されたようです。
箱を開けるとヘルメット本体、バイザー、取扱説明書の3点が入ってます。
外側ディテール
競技用ヘルメットと比較すると開口部が頭頂前部と後部に3ヵ所ずつと少ないので冬場はいいと思いますが夏場はインナーキャップが必要かもしれません。
額に当たるところはインナーパッドが付いてますがベルクロテープになっているので外すことができます。
額にあるインナーパッドを取り外して付属のバイザーを装着できます。
ヘルメットというかそれが狙いなんでしょうけど一見帽子です。
内側ディテール
緑のJCF(公財)日本自転車競技連盟推奨マークが着いてます。ちなみに裏側のモデルナンバーステッカーで初めて『OGK KABUTO(オージーケーカブト)』の記載がありました。MADE IN CHINAです。
あごひもはしっかりした造りでサイズ調整後も余ったひもが動かないように工夫されてます。
後頭部にあるアジャスターバンドの赤いダイヤルを回すと左右均等に伸縮します。
額にあったのと同じように頭頂部のインナーパッドも取り外しができます。汗をかいた時など取り外して洗うことができます。
またCS-1専用のインナーパッドやアジャスターバンドは単体でも購入できますので汚れたり破れたり壊れたりしたらすぐに交換できるのもありがたいです。
専用バイザーは楽天やモノタロウでも確認できたのでこちらも単体で交換できます。
実ウェイト
手に持った感じは相当軽いのですが自転車本体でしのぎを削った軽量化を経験すると258g、Aceoffix PD-015より少し軽いくらいと感じてしまうのは感覚がおかしくなっている証拠です(=_=)
装着した感想
前面額部分にオリジナルロゴステッカーを貼りました。
あまりゴテゴテ貼るのも恥ずかしいので右スイングアームに貼ってある傷隠しの猫足ステッカーと同じものを貼ってみました。
デザイン的にはカジュアルやスポーツウェア系でも違和感がないですし、サイクルイベント(ツール・ド・国東 2023)でも着用しました。
私の頭が小さい(メジャーで実測57.5cm)せいかアジャスターバンドを最小にしてもまだゆとりがあるので薄手のニット帽も一緒に被ってます。外した時髪がペッタンコなのを隠せるので一石二鳥です。
私は日常でも顔汗が多いです。
4月に入って快晴時、気温23℃でポタリングした時でも相当汗をかきますので特に汗かきの人はインナーキャップや薄手のニット帽も一緒に被った方がいいと思います。
やはり若干前傾姿勢ですと少しだけ前に下がってきますが、視界を隠すまではなりません。
ガチなサイクルウェアではなく、街乗り主体のミニベロや小径折りたたみ自転車などでカジュアルなファッションなら丁度いい雰囲気のヘルメットだと個人的には思います。
様々なカラーバリエーションもありますし、余分な飾りもステッカーもないシンプルなヘルメットですからご自身の自転車やファッションなどに合わせてチョイスするもよし。またオリジナルロゴステッカーを貼ったりしてオリジナリティを出すのも楽しそうです。
ガチなデザインを敬遠される方にはよさげなヘルメットのご紹介でした。
追記(2023.10.16)バイザーが新型になっていました
佐伯から帰りの移動中、バイザーが外れて紛失してしまいました。
このヘルメットはバイザーが着いているから買ったのでないのは不格好ですから補修パーツを注文しました。
補修パーツはAmazonでは売ってなかったため、探したらモノタロウにありましたので購入。モノタロウの商品画像は私がヘルメットを買った時に付属していたモノと同じです。
が、実物が届いて見てみたらパッケージを開けなくても形状が変わってることに気が付きます。
どうやら仕様が変更されたようです。
確かに旧型だと額部分の狭い面積で接着しているので、いつか外れるか紛失するかとは思ってましたがそれを改善するために頭頂部まで一体型にして保持力を上げたようです。
説明書は2枚ありました。旧型バイザーが装着されていても新型バイザーは装着できるとのこと。
早速装着。これなら走行中脱落の心配もなくなります。
新型では変更されているようですが、旧型のバイザーをお使いの方は変更してみてはいかがでしょうか。
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