中・長距離走行で起こりうる万が一のトラブルに対する準備
できるだけメンテナンスフリーが望ましい。
当初はそう考えていたのですが、やはりフレームとシートポスト以外ほぼ全パーツ換装、16インチから20インチ化、外装変速から内装変速化、チェーンドライブからベルトドライブ化など割と大掛かりなカスタムをして走行性能を上げた訳ですからそういうワケにもいきません。
特に懸念されるヘッドパーツ周りの強度的懸念もありますので遠出をする前には必ずメンテナンスを行いますが、本来メカ好きな私にとってはこれも楽しかったりします。
ということで今回は遠出をするためのメンテナンス内容と持っているアイテムなどを。
基本メンテナンス
入念なメンテナンス時は別ですが、基本すぐに使うパーツは取り出しやすい管理をしてます。
- エアポンプ
- グリス
- 簡易トルクレンチ
- 油圧ブレーキ用ミネラルオイル
- ブリーディングツール一式
タイヤの空気圧は夏場は7.0〜7.5bar、冬場は7.5〜8.0barで、大差ないとは思いますが前輪若干低めにしてます。
グリスは基本ペダル軸に使います。
簡易トルクレンチはフレームやフォークがカーボンなのでキャリパーの固定ボルト、ヘッドパーツの緩み確認に。
どうしても残留エアの抜きづらいMAGURAのマスターシリンダーに空気が溜まりやすいOUTBRAKER周りということで念のためブリーディングします。ただ最近は残留エアが出てこないのでそこまで必要ないかもしれません。
慣れてしまえば一式30分も掛かりません。
工具・補修パーツ
通勤では近場に自転車屋さんが数軒あるのでそこまで心配いりませんが、郊外へ遠出するときは別です。
格好だけ考えると本来は付けたくありませんが前後にバッグを常備してます。
フロントバッグは予備のチューブとパンク修理キット、六角レンチセット、グローブを入れてます。また背負うバッグ次第ですがカロリーメイトや給水用ペットボトルを入れたりすることもあります。
サドルバッグは簡易ワイヤーロック、ALFINEの袋ナット用15mmスパナ(必須常備)、予備の簡易ツールセットを。
一度パンクしましたが予備のチューブに交換するだけだったので修理キットはまだ使ってません。
この後遠賀川まで往復119kmのゆるポタでのパンクトラブルでCO2ガスだけではダメなことが判明したので応急用手動ポンプも購入しました。
盗難防止パーツ
そろそろ840がリリースされるのではと噂されておりますGARMIN EDGEですが『バイクアラーム』はiPhoneとApple Watchに通知してくれるので地味にありがたいです。が、自転車(GARMIN EDGE)との距離が離れると通信が切れるので注意が必要です。
そして何より役に立つのが防犯ブザー付きテールランプ『T-VOX(A5)』、これは買ってよかったアイテムの中のひとつです。
少し触っただけで驚く音量のブザーが鳴るので、牽制・抑止になりますし遠くにいてもすぐわかるので助かります。このブザーが鳴りっぱなしで乗ったり担いだりできる強者がいるのであれば正直諦めるほかありません。
これ以外にもセキュリティの関係で明かしませんがApple Tagsをいくつか隠して付けてます。
BLUE LUGのトライアングルリフレクターですが、一度どこかで落としてなくしてしまったのですが再購入しました。夜間そんなに走ることはないのですがビジュアル的にもワンポイント目を惹くアイテムのひとつです。
中・長距離仕様の総ウェイト
ペダル込保安部品ナシで8.77kgでしたので+1.39kgの10.16kg。こればかりは仕方ありませんが10kg程度なら片手で普通に持ち上げられるので十分でしょう。
安全・快適に走るためには手間を掛けなければ維持できません。
それも『自転車に乗る楽しさ』のひとつなんだということをあらためて教えられました。
そしていよいよ次週は
追加工の発注をしているマウントアダプターが完成する予定です。これで計算上は装着できるはずなのでどうなることか楽しみです。
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