SAVANE FDB乗りの方は注意してみてください
12月半ばだというのに20℃超えの日があったり急に寒くなったりと不安定な天気が続いておりますが、年末に差し掛かって仕事が立て込んでいることもあって自転車にはほとんど乗っていません。
2022年3月13日にカスタム完成後の645日目、2023年12月16日時点でのデータです。
- 走行距離: 7,773.1km
- 獲得標高: 25,714m
- 走行時間: 466時間17分
オフィス内に保管してあるのでセキュリティ上は問題ありませんが、ちょっと拭き掃除をした時に気が付いて驚きました。
何でか折りたたみヒンジ部が外に出っ張ってるんです。
ちなみにこれがカスタム前のヒンジの収まりで、ほぼフレームに対してフラットです。
折りたたみジョイント部周りはこの自転車を安全に乗る上で最も大切で、そして最も脆弱な箇所であることは間違いありません。
ヒンジ部を取り外して確認
早速前回と同様のやり方でヒンジを取り外します。
やはりヒンジの中程を中心に湾曲しちゃってます。
ヒンジはアルミ鋳造とはいえ厚さ5.5〜5.9mmほどあるのでカンタンに曲がるような代物ではありませんが実際曲がってしまってます。
幸いにしてヒンジは真鍮のツメに引っ掛かっている以上外れることはありませんが中側に曲がっているということはフレームに干渉してしまう恐れがあります。
測ってみると約3.5mm曲がっていることがわかりました。
そして案の定、フレームに僅かながら干渉してました。
フレーム側は当たっていたみたいですが大きな傷もなく大丈夫なカンジです。
曲がった原因とこのままだったらどうなるかを想定
やはり負荷を掛けた運用と度重なるガタつきとその解消でヒンジ部に負荷をかけ続けたことが一番の原因でしょう。
この曲がる量がどこまで進行するとどうなるのか想像するのも怖いですが・・・
- ヒンジが締まらなくなる
- 折りたたみジョイント部のフレーム側が傷・摩耗する
- ジョイント部逆側への負荷増
- ジョイント部のガタつきが修復不可能→フレーム廃棄
一番怖いのが折りたたみジョイント部の逆側への負荷増によって起こりうるガタつきです。ここがガタつきが大きくなるともうこのフレームは廃棄せざるを得なくなります。
ヒンジだけを新品に交換
幸いにしてヒンジ周りの純正パーツはストックがあるので新品に交換します。
当たり前ですがほぼフラットな状態に戻りました。
フレームの寿命を覚悟しておきます
しかし2023年12月16日時点でSAVANE純正パーツを売っている『SAVA DECK』には純正ジョイントセットは在庫がない以前にページ自体が削除されていて売られていませんでした。
まだ1セット新品はありますが、いずれ使い果たせばこのフレームは終わりになります。
次どうするか、選択肢は2つ。
- 同じSAVANE FDBのフレーム単体で購入
- 全く違う折りたたみ自転車を購入してパーツ一式換装
SAVANE FDBのフレームだけを購入してオリジナル塗装の全剥離・再塗装をしなければ費用対効果は高いですが・・・
正直迷います。