5回目のオイル交換といつものメンテナンス、オススメのセキュリティパーツをご紹介
総走行距離9,000kmも近づき、来週は出張で不在になるので5回目になるアルフィーネのオイル交換を先にやってしまいたい。
また昨年10月からやっていないリアスプロケット周りのクリーニングもそろそろやらないといけません。
そして先日分解メンテナンスしたキャリパーはすでに再ブリーディングも終わって非常に快適なブレーキ性能を発揮してくれてますが、ふと考えるとブレーキディスクの前後ローテーションをやってないことに気づき、ついでにやろうということで一気にやってしまいます。
Contenst
リアスプロケット周りの分解・洗浄
私の場合、床の汚れ・ズレ防止にチェアマットを敷いてメンテナンススタンドを展開します。
まずは何よりシフター(SL-S700)を11段にします。アルフィーネ11はトップノーマルですから後輪を外す場合は必須です。
カセットジョイントのワイヤーを外してリアタイヤを外します。
7ヶ月ぶりなので案の定カセットジョイント周り、ブレーキディスクのシャフト周りが相当に汚れてます。
センターロックのディスクを外します。アルフィーネのシャフトは長いのでフリーホイールリムーバーはピン無しが必要になります。
グリスに小石が混ざってジャリジャリです。そしてリアスプロケット裏側も汚れが酷いので面倒でも外します。
精密ドライバー2本を使ってスナップリングを外し、マイナスドラーバーでリアスプロケットを外します。
頑固なグリス除去は非常に面倒ですが、私の場合はワコーズ パーツディグリーザーを使って洗浄します。見てのとおりスッキリキレイ。
必要なところにグリスを塗布して組付け。
これで完了。
ブレーキディスクRT-CL900のローテーション
ブレーキディスクを新型に交換して13ヶ月。
私の場合、走行中の減速はリア。完全停止直前にフロントを掛けるクセが付いてますので使用頻度はリア寄り。
やっぱりノギスで厚さを確認したところリアが0.01mm薄かったです。
そこでホイールを外したついでなのでブレーキディスクを前後でローテーションします。
センターロックなので手間いらずでローテーション完了です。
リアが0.01mm薄くなっていたのでフロントに持ってきました。
シマノのブレーキディスクは新品で厚さ1.8mm。13ヶ月で0.08〜0.09mm削れたことになります。
マニュアルにはブレーキディスクの厚さ限界は1.5mmとのことなので残すところ後0.2mm。
リアの厚さは常に気を配っていないといけないと同時にそろそろ予備を購入しておこうと思います。
一先ず仮組み。キャリパーの位置調整や締め付けトルク管理をして完了です。
アルフィーネ11のオイル交換
サイクルコンピューターを付けている理由は速度やケイデンスの可視化、ナビゲーション機能などありますが私の場合は何といっても走行距離管理に尽きます。
特にアルフィーネ11の場合、新品から走行開始して1,000km、以降よく乗る場合は2,000km毎にオイル交換をするようユーザーマニュアルに記載されてます。
そして完成後2年2ヶ月で5回目のオイル交換となる総走行距離9,000kmになります。
アルフィーネ11を自分でオイル交換する場合に必要なものは常にストックしてます。
アルフィーネ11のオイル交換はとにかく時間が掛かります。
25ml入っているのに一回で抜けるオイルが10mlくらい。後は時間を掛けて少しずつ本体下に落ちてくのを抜くことを繰り返しておよそ1時間で25ml抜き切ります。
古いオイルを抜き切ってから新しいオイルを25ml入れて車輪を回して内部洗浄します。
洗浄が終わったら汚れたオイルを抜き切るまでにまた1時間。
洗浄したオイルを抜き切ったら最後新しいオイルを25ml注入。
最後は忘れずオイルポートを締めて完了です。
キャリパーの位置修正、各締め付けトルク確認、油脂類の脱脂が終わってこれですべて完了です。
午前10時に始めて13時に終わったので3時間。
大半がオイル交換のオイルが落ちてくるまでの待ち時間なので、交換する時は何かの作業のついでにやることをオススメします。
AirTagマウントと超オススメのバイクアラーム
手元から離れたらiPhoneやApple Watchに通知してくれる便利な『Apple AirTag』。
私もいくつか使っていますが、自転車にも付けてます。
これまでフロントバッグには工具類、サドルバッグにはワイヤーキーと積載できるスペースがありました。
しかしこれまでサドルバッグはたまに使うもののフロントバッグに至っては通常では使うことがなく、およそ2kgのデッドウェイトとなっていましたので一気に取り外しました。
そこで困ったのがAirTagの隠し所。
そこで探して見付けたサドル裏に隠せるマウント、『DLENP AirTag バイクマウント』。
サドル裏で目立たず隠しておけるので便利ですし、ジャマになりません。
サドルのシートレールに固定するマウントです。
振動で外れる可能性もあるので蓋をしっかり締めてサドルレールに六角ボルトでしっかり固定して挟み込みます。
基本セキュリティはGARMIN EDGEのバイクアラームを使いますが、スゴくオススメなのが『Gelielim A5 Pro』。
テールライトとしての機能と同時にリモコンでロック状態にすると少しの振動するとけたたましい警告音を発するバイクアラームです。
リモコンでセットすると一回大きなアラーム音が鳴るので周囲への威嚇になりますし少し触れると一回警告音が鳴り、2回目の振動で警告音が鳴り続けます。
このアラーム音が鳴っている状態で持ち去るのはさすがに目立ちすぎますし、躊躇するでしょう。
ポタリングなどで自転車から離れる場合は本当に役立ってくれますので個人的に超オススメのバイクアラームです。
必要なところはプロに依頼する
ホイールの振れ取りは自分でもやれることはやれるんですが、とにかく時間が掛かるのが一番しんどいんです。
そこでRCT前後ホイールを組んでくれた呉服町にある某サイクルショップに久しぶりに行ったのですが、ホイール組みやその後の振れ取り、イベント前の車検など毎度お世話になっていたメカニックのT氏が退職したと聞きました。
振れ確認のために立ち寄ったので残った2人のうちの1人に相談しましたが『自信を持って調整できない』旨返答されました。パーツも豊富でメンテナンスの相談もできたので少し残念です。
オフィスに戻ってふと考えるとすぐ裏に自転車屋さんはあるのですが、いきなり持ち込むのも失礼なので一度電話で伺ったところ『工賃は掛かるけどできますよ』との返答だったのですぐに向かいいます。
一時預かりで早めに対応してくれるとのことで15時頃持ち込んで17時半には完成の電話連絡が入りました。
店主の方はオフィスに向かう通勤の朝、たまに店の前でお目に掛かっていたのでお互いそんな話や雑談をしながら今後もお願いしたい旨お伝えしたところ快諾いただきました。
女性スタッフの方とアルフィーネやメンテナンスの話をして帰り道、ふと気が付きます。
20km/h以上の速度維持がしっかりできるんです。
どうしても小径で高抵抗の内装変速ですからとにかくペダルを漕いでないと速度維持が難しい自転車なのにホント目からウロコ状態でした。
やっぱり本物のプロですから当たり前なのかもしれませんが、やっぱり必要なところはプロに依頼するものだなと改めて感じたところです。
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