今回のカスタムでクランク、サドル関連のポイントをまとめてみました
通勤快速仕様に主眼をおいたOX PECOのカスタムのポイントを3つ考えました。
- 内装変速機+ベルトドライブ化
- 14インチ→16インチ化
- フレームの特殊塗装・アルミニウムの機能性表面処理
ポイントまとめの最後はクランク、サドルです。
F70Tを組み込んだクランク・ボトムブラケット
Aliexpressで売られているRiROのカーボンクランクは、日本国内へ送れないショップもありますので注意が必要です。
ギア比はアルフィーネ+Gates Carbon Driveで最も高いF70T-R22T(3.18)とRCTと同じ組み合わせにしました。
クランクはベルトラインの関係で最終的に組み直しました。
軽量のRiRO カーボンクランクにチェーンリングもカーボンの BCD130をチョイス。トータル428.1gです。
このクランクはどういったコンセプトなのか不明ですが、これまでチェーンリング側にあったシャフトのタイプとは逆でL側にシャフトが付いてます。
これまで2回クランクを購入しましたが、CPFSで471.9g。BOLANYで524.1gでしたからかなり軽くなります。
チェーンリングボルトはLiteproで差し色に統一している赤、シングル用を組んでます。
結果クランクセットで635.7g。
クランクが変わることで純正のオクタリンクからボトムブラケット(BB)はRCTでも使っているTOKENのホローテックⅡ、セラミックベアリングのTK878TBT。差し色の赤をチョイス。
過去の経験から学んだペダルセット
ペダルはメーカーはなくなってるみたいですがまだAliexpressでは在庫が散見される最軽量ペダルのひとつ、Aceoffix PD-025をチョイス。
ただこのペダル、通勤や長距離など強めの運用をするとアダプターのベアリングが摩耗してペダルが外れる危険性があります。
そこでシャフトの形状が同じの三ヶ島 EZYのアダプターに付け替えます。
若干重くはなりますが安全性を犠牲にすることはできません。
RCTはこの組み合わせでこれまでペダルが外れることは一度もありませんのでAceoffixのチタン製クイックリリースペダルを付けたい人にはオススメします。
ただ三ヶ島のストッパー(黄色のリング)は取り外しに手間が掛かるのでつまみのあるストッパーに付け替えます。
純正クランクセットとのウェイト比較
OX PECO純正のクランクセット(ペダル込)と比較してどれくらい軽量化できるのか。
OX PECOは純正クランクとBBで1507.9g。オクタリンクのBBが結構重いです。
先ほどのクランクセットのウェイトが637.5g。BBと合わせて733.1g。
クランク周りだけで-774.8gは最終的に全体の軽量化に大きく貢献します。
サドル周り
サドルはお気に入りのタイオガ アンダーカバーストレイタムのカーボンレール。
シートポストはφ27.2mm L300mmのカーボンファイバー製にボルトをチタン製に変えて固定してます。
OX PECO純正のサドルとシートポストで625.2g。
今回のカスタムで変更するサドルとシートポストで323.0g。302.2gの軽量化になります。
クランクセット、サドル周りで純正比-1077g。1kg以上軽量化できました。
フロントフォーク、ステム周りで-950.2gの軽量化でしたからこれと合わせて-2027.2g。
2kg以上の軽量化を図れました。
アルフィーネ11のインストールで純正との差引1kg増を相殺できた以上にさらに全体でⅠkg以上軽量化できた計算になります。
どうしてもアルフィーネ11が重い分できるだけ軽量化していかないといざ輪行しようという時に重さにめげてしまいますので個人的にはこれらのパーツのチョイスは正解だったと思います。
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