各部調整後、いよいよ数日通勤で走ってみた感想を
ここ数日の福岡は天候が不安定で自転車通勤は諦めてましたが、何とか雨も上がったのでここ数日RFBを通勤に使ってました。
Contenst
軽いのにドッシリした重量感

実質カーボンフレームのRCTより400g軽いRFBなのになぜか乗るとRCTより重量感を感じます。

20インチのRCTは重心が高いというか分散されているカンジで、乗ってる時重さを感じずに特に低速では結構神経を遣って乗らないとヒラヒラと不安定になってしまいます。
ただRFBはアルミフレームだからなのかジオメトリーなのかはわかりませんが重心が低いというか、クランクあたりに重さを感じる感覚で、ホイールベースもRCTが実測1000mm、RFBが900mmなのにRCTよりも不思議と直進安定性が高く感じます。
乗り味が激変
当たり前ですが14×1.35(37-254)と非常に太いタイヤ、フロントサスペンションなどで純正のPECOはフワフワ乗り味がとてもやさしかったのと比較すれば16×1 1/4(32-349)と細くて高圧なタイヤにカーボンフォークへ換装したことでカチッとした乗り味に大きく変わりました。

ただそれでもスイングアームとメインフレームを繋ぐ箇所にクッションゴムがあることでRCTよりも振動が少なく身体にやさしいカンジです。
走行中は“無音”

純正PECOは外装9速で走行中は軽快ながら細かく高いラチェット音がしてましたが、アルフィーネ&ベルトドライブは走行中完全に無音になります。(ペダルを逆回転するとラチェット音がします)
RCTのタイヤONEよりコジャックの方がロードノイズが少ないと感じてるのでどうしても歩道を走る場合、歩行者を追い越す場合はシフターの音を鳴らして気付いてもらってます。
ポジションがタイト

わかりにくいですがRCTと比較してRFBの方が50mmサドルがハンドルに近いです。ですからサドルに座った状態だとRCTより身体が起きます。
これが長距離を走ったときに私の身体にどう影響するかはまだわかりません。
走行中の仕方ないフレームのガタつき

特殊な折りたたみ形状からヒンジとフレームがピンボルトで接続されている箇所が多く、走行中段差を乗り越えたときなどどうしてもフレームのヘッドチューブとメインフレームの接続部が少し横方向にガタつきます。
ただアルミフレームということで不安になることはありません。
新品だと明らかに気持ちいいシフター

新しく組むにあたり当然シフターも新品を購入しましたが、とにかくカチカチ気持ちよく変速できるのは本当に気分がいいです。
RCTは不具合こそありませんがどうしても1万km走っているので各所がヘタってきていると実感しました。
慣れないGARMIN EDGE 540

RCTはEDGE 840で540と大きく違うのがタッチスクリーンです。
今回540にしたのですが、やはり便利さでは840の方に大きく軍配が上がります。(そもそも価格が違う)
それと設定が違っているのか、840は画面上でライト(VARIA UT800)のコントロールができるのですが540ではその画面が見当たりません。もし540本体でライトのコントロールができないとしたら超不便です。
ライトコントロール、ありました。
ただやっぱりタッチスクリーンの840の方が走行中の操作は当たり前ですが全然扱いやすいです。
RCTより更に設定を弱くしたABS

ブレーキの構成はRCTと比較してマスターシリンダーだけMAGURA MT5グレードアップしてますが、街乗りではRCTのMT4との違いは感じません。
相変わらずソフトな握り心地で、リニアに制動してくれます。
今回も油圧ディスクブレーキに換装しているのでフロントはABSのOUTBRAKERを装着してますが、何度か試した結果RCTよりもABSが効く(ブレーキが効かない)方向にしました。
16インチ化で案外速くなった速度

これはあらかじめ計算してわかってましたが、ギアレシオ計算からどれくらい速度が出るかはわかってました。
ただそれでも案外速く走ることを実感できました。
AlpenChallenge | RCT-2011s | RFB-1611s | |
Fスプロケット歯数 | 55 | 70 | 70 |
Rスプロケット歯数 | 24 | 22 | 22 |
スプロケット比 | 2.29 | 3.18 | 3.18 |
タイヤ周長 | 2105 | 1490 | 1334 |
ケイデンス | 50 | 50 | 50 |
当初ベンチマークにしてたBMCのAlpenChallengeですが純正のアルフィーネ8をアルフィーネ11に変更した場合とRCTと比較します。

数値的にはRCTの1段落とした感じ、-3.2km/hとそこまで差がありません。
11段時ケイデンス50rpmとするとRCTは30km/h超えます。RCTはイベントなどに参加したとき強めの追い風で平坦な道であれば50km/hで安定して走れたこともありました。
RFBは通勤でいつものルートを走っているとRCTより若干ケイデンスを上げると30km/hは行きますが、大きく違うのはさらに小径になったことでペダルの回転を止めるとRCTと比べるとさらに速度が落ちてしまいます。
ホント長距離というより通勤、中距離が向いてる自転車になりました。
仕事の合間を見て少し距離を走ってきたいです。