GRAND CYCLE TOKYO <br>レインボーライド 2024 – 前編

GRAND CYCLE TOKYO
レインボーライド 2024 – 前編

イベントへ参加するために前乗りして行ったカフェが変態過ぎてスゴかった件

Minevelo Meet <br>2024
台風で延期されたイベントに新幹線輪行で行ってきました<YouTube限定動画あり>
recodec.jp

前回のMinevelo Meet 2024で声を掛けていただいたイシさん(@flanker29x)から教えていただいたカフェに今回は東京へ前乗りします。

やっぱり時間が掛かる飛行機輪行

まず初日は飛行機で羽田空港に向かい、モノレールで浜松町→山手線で日暮里→日暮里・舎人ライナーで江北駅というルートです。13時半頃に江北駅でイシさんと待ち合わせの予定で動きます。

予約した飛行機の離陸時間が10時15分。福岡は雨上がりの曇です。

オフィスがある薬院で準備を済ませて手荷物カウンターの混雑状況がわからないのでおよそ2時間前の8時に出発。自走しておよそ30分弱で福岡空港に到着。

ペダルを外してハンドルを緩めて折りたたんでバンドで各部固定して輪行袋に詰める作業でおよそ10分。

手荷物カウンターに向かいます。

4名団体の先客がいたので30分ほど待ちましたが、混雑具合によってはさらに時間が見えないので早めに動いておいてよかったです。

無事離陸。東京に仕事で行くときと同じプレミアムクラスです。

12時前に羽田空港に到着。すぐにカウンターで荷物を受け取ってモノレールで浜松町へ、浜松町から山手線で日暮里へ、日暮里から日暮里・舎人ライナーで江北駅に向かいます。

記憶が確かなら日暮里・舎人(とねり)ライナーには初めて乗ったはずです。

イシさんの指示に従い江北駅を降りて13時過ぎに無事合流できました。

カフェ&ミニベロ 空(くう)

江北駅でRFBを組み立てて走って3分も掛からず到着しました。

ここは足立区西新井にある小径車、折りたたみ自転車愛好家が集まるカフェ『カフェ&ミニベロ 空』( @cafeminivelokuu )とのことですが表から見る分には何がどうかはわかりません。

店内にあるキッチンカー横を入って驚きます。

「え?スゴッ!」。多分第一声だったと思います。

私: 「あ、なるほど。自転車屋さんがカフェもやってるワケですね!」

イシさん: 「それが自転車屋さんではなくて個人の趣味みたいです笑」

・・・

私: 「変態ここに極まれり・・・ですね」

イシさん: 爆笑

壁に掛かってるSTRAIDAを見てすぐ気が付きました。

「Minivelo Meetにいましたよね?」

そうです。あの植え込みに無造作に置かれたSTRAIDA。このお店のオーナーのものでした。

モールトン、KIMORIという高額な自転車にBirdy、Brompton、Tyler、KHS、CarryME、STRIDA、Pecoなどどれも複数台あってカスタムの方向性が違ったりともう目眩がしそうです。

トータルの金額怖くて聞けなかったんですがオーナーさん、これ普通に試乗させてくれるんですよ💦

ヤバくないですか?

私の場合どうしてもベルトドライブ化、内装変速化カスタムをする方向性での見方になってしまいますのでこの中でできそうなのは(価格はさておき)エンド部分が分割できるKIMORI COLOSSUSくらいでしょうか。

とはいえここの本業はカフェですので朝の機内食以降食べてなかったのでアイスコーヒーにホットドッグを注文させていただきました。

とても美味しかったです。

他にも定食など豊富なメニューなので自転車に興味がなくても食べ物で楽しめます。

何か気になったイシさんの愛車

イシさんの愛車の1台、LORO20周年記念限定カラーのCarryMEです。

随所に渋いパーツをチョイスしてスゴくカッコカワイイ印象でした。

Aliexpressで購入したというバイク用のバーエンドミラーなんかセンスのいいチョイスだと感心しました。

これまでどうしても長距離や一定の速度を求めて多段化にばかり気を取られていましたが福岡市内もほとんど平地ですし、コンパクトにかつ迅速に折りたためるのでいざというときはバスにだって乗せてもそこまでジャマにならないCarryMEもアリだと思いました。

特に次の新居はオフィスから歩いて5分少しなので、CarryMEのコンパクトさと手軽さは大きな魅力です。

次はCarryMEを少しカスタムして新居からの通勤特化型にしようか思案中です。

とにかく気さくで専門知識が豊富なオーナーさん

イシさん含め年齢もそこまで離れていませんしお互い機械イジりがスキなこともあってバイクや自動車の話でも盛り上がり、特に自転車のことにつきましてはオーナーさんが業界の裏事情にも精通してますので勉強になることが多かったです。

また翌日のイベントの参加事項で見落としていたチューブを忘れてしまったことが判明したのですが、お店のストックにあった406のチューブまでいただいてしまいホント感謝しかありません。

豊洲のホテルまでおよそ20km、概ねRFBで1時間ですが都内走行は初めてでしたので余裕をもってお店を後にする際、オーナーさんや常連客の皆さん、イシさんにあたたかく見送っていただいて心地よかったです。

またいずれ必ず来たいと思うステキなカフェでした。

お近くにお住まいの方でまだ行ったことがない、また小径車や折りたたみ自転車に興味がある方は是非一度行ってみる価値はあると思いますし、きっと満足できると思います。

超オススメです。

帰りはひたすら国道4号線を南下して豊洲まで。

思ったことは山手線内の高低差は別としてホント都内の国道4号線は自転車にとって(いきなり止まるタクシーにさえ気を付ければ)相当走りやすい道だなと思いました。

後編に続く