手間とコストを掛けて何とか装着して1ヶ月半でトラブルが発生・・・結局保管してあったカーボンフォークに換装という顛末
この記事は以下3つの記事に関連しますが私が購入したAliexpressのストアではこの商品、すでに販売されておりません。
私が購入したときはこのストアなかったのですが、ULLICYC Official Storeで今も売られていました。
トラブル発生の経緯
天候が悪かったり長崎に行ったりと乗れてませんでしたが、久しぶりにオフィスへ自転車通勤しました。
4kmほどいつも通り走行してもうすぐオフィスというところで小さな段差を乗り越えようと走行中ハンドルを引き上げるも『ガタッ』とコラムがズレたので驚いて一旦停止。
ステムの折りたたみ部を開けて見てみるとコラムとステムを固定するM18のボルトが浮いることに気が付きます。
バッグには3/8インチ六角レンチを常備してますので一旦ネジを締め込んでオフィスに到着。
一通りメール処理や領収書処理を済ませて折りたたみステムをバラしてみるとメイン写真のようにコラムに埋め込んであるネジ部が10mmほど引っ張り出されていました。
よく見てみると埋め込んである部分は接着剤で着けられているだけのようです。
ULLICYCのカーボンフォークはキャリパーのマウント部分でアダプターを追加工したり、組み付けたらタイヤが外れなかったりとお金も手間も掛かりましたが完成後、走るだけなら問題はありませんでした。
徐々に抜けていったというよりも走行中段差の衝撃を避けるためにハンドルを引き上げる行為で一気に10mmほど抜けたという感じです。
購入したストアへ問い合わせ
まずはストアに写真を添付して問い合わせました。
『ファクトリーメカニックと相談する』旨の返信をもらい、翌朝対応策を提示してきました。
要するに抜けそうになったナット部を一度すべて引き抜いてから付着している接着剤を加熱しながら除去して再度瞬間接着剤で着けてくれとのことです。
予想通り接着剤で固定しているだけということですね・・・
いずれにしても来年フラットマウント化する予定でいたので別のカーボンフォークを購入していてオフィスに保管していましたが急遽換装することにしました。
アダプターの追加工など手間とお金を掛けましたがULLICYCカーボンフォークは廃棄します。
RIDELOVE Store – CARBON FORK
ご覧のようにコラムの作りはULLICYCと変わりませんが、このフォークはフラットマウントです。
現在RCTは前後ポストマウントなので、年明け早々にフラットマウントのキャリパーを手配するつもりで楽しみにしていたのですが仕方ありません。
このフォークの20インチ用はコラム長121mm(111mmもあり)を指定して購入しましたが、埋め込んであるネジ部のフランジ含めると実測123mmありました。これもULLICYCと同じくコラム内に接着されているだけと思います。
同じ構造であると想定して抜け防止のため、取り付ける前に埋め込まれているアルミのフランジ部隙間へ瞬間接着剤(2液性のメタルロック)を流し込んでおきました。
ULLICYCと比較するとブレードは骨太です。
ブレードが骨太と思いきやULLICYCが取付ボルト込みで407.8gでしたので-78.5g軽量です。
装着
コラム部の取り付け作業はULLICYCと同じなので特に問題もなく完了。このボルトも3/8インチ六角レンチが必要です。
フラットマウントなのでひとまずSILVEROCKのカーボンフォークにオプションで購入したディスク径140mm用のFM→PMマウントアダプターを装着します。
どうしても4本のボルトで固定しますので取り付ける作業よりもキャリパーの位置決めに時間が掛かりました。
クラウン-エンド間の寸法が10mm短い
このフォーク、クラウンからエンド部の寸法がULLICYCより10mm短いのでハンドル部が若干下がります。
まとめ
ヘッドパーツのM8ボルトだけで固定しているステムの強度的懸念を払拭するために購入したULLICYCカーボンフォーク、そして今回のRIDELOVE Store カーボンフォークですがコラム長の寸法を指定できるもののナット部は接着剤で固定されているタイプと思います。
いずれ対策された商品がリリースされるかもしれません。
なおSILVEROCKのカーボンフォークもRCTのパーツを仕入れている当初はなかったのですが、コラムを切断(111mm、121mmの2タイプ)して取付ナットを埋め込んである商品をリリースしてます。
SILVEROCKは有名なメーカーですが、固定する形式が変わった商品が出るまでは換装したフォークを使っていこうと思います。
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