北九州サイクルフェスティバルから帰ってから妙に後輪の周りが悪い問題を解決するついでに分解オーバーホールの情報も集めます
19日、無事北九州サイクルフェスティバルも完走して街乗り・通勤仕様に戻してからどうも走りに軽快さがなくなったというか重さを感じるというか・・・
何かそんな異変を感じたので一度スタンドに掛けて後輪を回すと周りが渋いというか抵抗があってすぐ回転が止まることがわかりました。
そういった場合真っ先に疑うのがリアのディスクブレーキなんですが、どうやらパッドのクリアランスには問題ないので原因は他にあります。
そこで海外含めいろいろ情報を集めてみると『玉当たり』に辿り着きます。確かにアルフィーネは購入したまますぐホイールを組んで取り付けたので玉当たりの調整はしてません。
試しにアルフィーネを固定する左右の袋ナットの締め込みトルクを変えながら試すと左の袋ナット(ディスクブレーキ側)だけを緩めるとキレイに回転します。(右側はしっかり締めても回転に問題ありません)
考えられるのは『玉当たり調整』なのでは?と予想して後輪を外します。
アルフィーネ11の玉当たり調整
センターにピンがないフリーホイールリムーバーを用意します。私の場合は自転車工具セットの中にありました。
まずはセンターロックを緩めてブレーキローターを外します。
シャフトに共締めされている2つのナットは下15mm、上17mmで薄型スパナで緩めます。(17mmの薄型スパナはなかったので購入しました)
17mmのナットを外した下にある15mmのナットの締め付け具合を確認します。
私の場合はこの後近くにあるタバコ屋さんの倉庫にある万力をお借りしてシャフトを固定し、アルフィーネ本体とのガタつきをギリギリなくすところで再度固定しました。(このやり方は後述します)
この辺りは滅多に分解するところではないのでディスクローター含め入念にクリーニングしました。
すべて元通りにしてスタンド上で後輪を回した結果はウソみたいにスムーズになりました。
走行距離が増えると共に増し締めされていったと想定されます。
アルフィーネ11 分解オーバーホールの情報収集
今回の玉当たりを様々調べていて見付けたアルフィーネ11の分解・組立をしているYouTube動画をシェアします。
この動画を参考に玉当たりを調整しましたが、分解するにあたり専用工具含め準備が必要ですね。
アルフィーネの玉当たり調整は組立手順の28分10秒辺りからです。
締めすぎると回転抵抗が大きくなり、緩めすぎるとオイル漏れになりますので上下に動くか動かないかギリギリの塩梅で締めてるのがわかります。
これは普段のメンテナンスでも確認できることなのでしっかりやっておきたいと思います。
オーバーホールに向けての専用工具一式
内部に使うグリスは『インターナルハブグリス』ですがAmazonでは売ってなく、Yahooやモノタロウで見付けましたので念のため購入しておきます。
シフターワイヤーの調整でTL-S700-Bは購入してました。
アルフィーネのオイル交換に使うチューブセットは購入してます。
アルフィーネ11用オイルは常に常備してます。
せっかく分解オーバーホールするなら防水キャップも新品に換えていいかもしれませんが、工具だけで10,000円はしそうです。
さてこの冬はhope RX4の分解オーバーホール、アルフィーネ11の分解オーバーホールを計画してますが技術的なハードルはそこまで高くないので1人でもできそうです。
ただ懇意にしているサイクルショップのメカニックがアルフィーネの分解をしてみたいと話していたので専用工具一式揃えて一緒に分解するのもいいかもしれません。