一切荷物が運搬できないのは不便でしかありません
3回に分けた実運用バージョン編もこれで最後となります。
最終版をまとめてます。
自転車に乗っていて一番困ること
RCT-2011s ALFINEは雨天以外できる限り通勤含め乗るようにしているのですが、選定前からわかっていてもやはり日常で困ること。
それは圧倒的な積載量不足です。
当初、基本スタイルを重視したかったのでバッグ類すら付けたくなかったのですがやはり日常運用だとそういうワケにもいかずサドルバッグだけは付けました。
走行距離がだんだん増え、ミニベロで一回の走行距離が50kmや60kmを超える時もあります。
タイヤの径が小さいミニベロは同じ距離を走るとしてロードバイクなどの大径車よりもタイヤの回転が多くなります。すなわちタイヤが減りやすいことと直結しますしパンクのリスクは高くなります。
福岡市中心部から離れた郊外ですとサイクルショップが見つからないことも予想できるため、万が一のパンクに備えて修理キットを積んでいるのですがすでにサドルバッグの限界を超える積載量になりました。
個人的にトートバッグやショルダーバッグをメインに使っているのですが、自転車に乗るようになってからは主にショルダーバッグです。
多汗症と疑うほど汗かきな私はリュックサックを敬遠しているのでいずれにしても人間の積載量含め非常に少なくなります。
自転車で走っているついでに何か買い物をしても少しかさばるものだとショルダーバッグにすら入らずビニール袋をハンドルに掛けて持ち運ばなければなりません。
またハンドルに掛けた場合、重量物となると格好悪い以前にバランスが悪くなるので安全上支障があります。
カーボンフレームなのでブレーキキャリパーを固定するボルト穴以外は一切ありませんのでヘッドパイプに取り付けるブラケットの類いも付けることができません。
フレームに巻いて取り付けるバッグはコーティングや塗装面の擦り傷になりますから候補から外すと最終的に残るのはハンドル周りになりますができればゴテゴテしてないコンパクトなものがいい。
ROCKBROS B79 フロントバッグ
そうして結局導入したのはROCKBROSのフロントバッグです。
サドルバッグがROCKBROSなのでフロントも同じブランドをチョイスしました。
開封して手に持つとすぐわかるのが蓋部が薄いゴム状で縫製含め造りがしっかりしていると感じます。
各部寸法はわかっていましたが、実物は思った以上にコンパクトでした。
また壁面は固めの樹脂板が入っていますので強度的にも高いと思います。防水性能の高さを唱っていることもあってか天板のファスナーは結構固いので最初は開けづらいかもしれませんが使っていくうちに馴染んでくれれば使い勝手はいいでしょう。
天板にはスマホを入れることができ、すでにサイコンが付いてるのでスマホはバッグにしまっているのですが邪魔にならずに手元で操作することも可能となります。でも生地が丈夫なので硬く入れづらいかもしれません。
下面にはバンジーコードがあり、携帯ポンプや着脱式スタンドのロッドなど長物を保持できます。
固定用ベルトは上2、下1の計3箇所となり、ハンドルバーから外した際など中に収納できます。
出先でバッグを外して持ち運ぶ時に固定用ベルトを収納して付属のベルトでショルダーバッグとして使うこともできます。
商品仕様では約265gとありましたが20gほど重かったです。
RCTに装着
GARMIN EDGE 830とVARIAが前方に突き出しているのでハンドルバー手前に装着しました。
乗車時イメージ
装着して丸1日走ってみましたが、ベルトの長さを考えて固定することで狭めの460mmフラットバーでもシフターやベルの操作にも邪魔にならずもちろん膝にも当たることはありませんでした。
真夏の炎天下で天板部にスマホを入れたまま放置すればどんなバッグでもマズいと思いますが、やはり使用状況を踏まえた上でバッグの中に入れるモノも考えて入れたに越したことはありません。
同じROCKBROSのサドルバッグもそうですが、このブランドは造りも丈夫で縫製もしっかりしてますのですぐ破れたり解れたりする安価な商品で買い直すくらいなら若干高くても個人的にはROCKBROSをチョイスします。
今回のフロントバッグも丈夫な上にコンパクトですが約2リットル入る容量ですので財布や小銭入れ、栄養補給食やモバイルバッテリー、フェイスタオル、女性であればお化粧ポーチなども入りますしリュックサックやショルダーバッグなど背負わずとも軽装で少し長めに乗るゆるポタとかでも十分活躍しそうです。
特にミニベロや折りたたみ自転車など積載量がなかなか確保しにくいのであれば選択のひとつとして考えてみてもいいかもしれないと個人的には思いました。
装着後8ヶ月して若干不満を感じたので同じROCKBROSでAS-011に換えました。
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