気軽に行ってみたら自転車に不向きなルートで過去最大の勾配でした
考えてみたら須恵町、宇美町とかも行ってないなとダムを探したらあったので、五ヶ山ダムや曲淵ダムに行く感じで緩く行くことにしました。
ルート概要
勾配の線を見ると後半から一気に上る感じです・・・
中央区→博多区→糟屋郡を抜けて太宰府市へ
薬院から日赤通りを南下して百年橋通りに入り、そのまままっすぐ福岡空港方面に向かいます。
福岡空港を横目に県道551号線を東に進み、県道24号線(福岡東環状線)を南下します。
空港を過ぎて宇美川を渡ると志免町、粕屋町と続いて県道24号線を進んでいくとまた志免町に入ります。
この県道24号線は所々道幅も路側帯も狭いので自動車の邪魔にならないよう注意して走ります。
イオンモール福岡の裏辺りで県道24号線から県道68号線(福岡太宰府線)に入ります。
さらに南下すると九州自動車道を潜り、すぐ宇美町に入ります。
安産・育児の神として信仰されている宇美八幡宮。
いよいよ太宰府市、ここからは自転車向きではない道路・・・
ClimbProが発動してクライム開始を知らせてくれるのですが、この時点で勾配の全体像をグラフで見せてくれます。
五ヶ山ダムでも緩い坂の緑、黄、橙くらいの表示だったのですが初めて赤が出ました(゚Д゚)
ちなみに赤の上は紫もあり、勾配の色分けは以下のようです。
- 緑:0〜3%
- 黄:3〜6%
- 橙:6〜9%
- 赤:9〜12%
- 紫:12%以上
さすがに少し怖じ気づきます。
そして問題はここからです。
太宰府市に入ってすぐ県道68号線が県道35号線(筑紫野古賀線)に合流するのですが、大型トレーラーやトラックが多く行き交う上に道が狭くて歩道も片側で狭い・・・
これは小径自転車で行く道ではありません(>_<)
とにかく大型トレーラーの通行を見計らって県道35号線を300mほど一気に北上して横道に入ります。
入った横道
大型トラックに後ろを突かれながら走った横道は坂の砂利道・・・
割とマジで泣けました。゚(゚´Д`゚)゚。
坂の砂利道を過ぎて舗装路になります。そうするとやっと北谷ダムへの看板が出てきました。
とにかく進まないと目的地に着きません。
多目的広場がありましたのでひとまず休憩します。
そしてここからが本当の本番。
勾配10%、所々11%もあります。
さすがに1段でしか上れません(>_<)
山の神橋を渡っている最中・・・
目的地がチラ見え
橋を渡る直前心が折れそうになりましたが何とか登坂はすべてペダルを踏んで上っています。
そして目的地が見えると『あと少し』と気合いが入ります。
橋を渡ってグルッと回り込む途中、この勾配で最大の11%が続きます。
北谷ダム
2000年(平成12年)より管理開始した県営の多目的ダムだそうです。
14:40着。ざっと1時間40分。
過去一番の勾配でしたがボロボロになりながらも何とか無事到着しました。
ダムは周遊(自転車・歩行者)できます。自動車やバイクはダム上を通ることができず、ダムの貯水湖を回って奥にある管理棟の駐車場(公衆トイレ有)まで行くことができます。
思いのほか時間が掛かってしまったので休憩したら即下ります。
JR香椎線 宇美駅周辺
県道35号線から脇に入り、JR香椎線の一方の終着駅である宇美駅です。
今は無人駅のようですが通勤通学の乗降客は多いといわれてます。
宇美駅周辺で飲食店を探したのですが、イートインできなかったりお休みだったりの連続でしたし北谷ダムで相当疲れたのでそのまま帰ります。
らぁめん蔵持
帰りがけ、中央区に入ったぐらいでだんだん持ち直したので白金で人気のお店へ寄りました。
福岡では珍しい醤油のちぢれ麺。肉盛りは厚切りチャーシュー3枚、その下に刻みチャーシューという大ボリューム。
トンコツのストレート麺ではない異なったラーメンを食したい大食漢の方にはオススメです。
- 距離: 48.59km
- 移動時間: 2:59:29
- 獲得標高: 387m
今回帰りは結構寄り道をしましたが、過去最大勾配の坂であったり、自転車で走るのには不向きな県道など新たな発見が多かったポタリングでしたし、今後のルート作成において勉強になった日でした。
今回も無事走行完了です。