Gates Carbon DriveとShimano ALFINE11における輪行先で不要なトラブル回避のためにやっておくべきこと
基本メンテナンスはすべて自分で行いますが、やはりサイクルイベントへの参加ですので昨日いつもお世話になっているサイクルショップに最終点検をお願いしました。
まずはその前に恒例の自ら行うフルメンテナンス。

前回は4月中旬にフルメンテナンスをしましたのでシーズンオフをまたいでおよそ半年ぶりの分解クリーニングです。
今回は走行距離的にアルフィーネのオイル交換はせず、イベント終了後に行います。
カセットジョイントもまだ換装してから半年しか経ってないのでクリーニングだけ。
メンテナンスは誰もいない土日にオフィスでやるのですが今回は平日。
誰もいない早朝5時から作業開始です。
リアホイール周りの分解

まず分解前にアルフィーネが11段になっているか確認して作業します。

やり方は前回説明しているとおりに進めます。

やはり半年しか経ってないので表からの汚れはそこまで目立ちません。

リアスプロケットを外して、これが半年分の汚れ。

クリーニング剤や水洗いで汚れをすべて除去します。

スプロケット側が油汚れで一番面倒ですがキレイに拭き取ります。

ブレーキ側も入念に汚れの除去。

まずはグリスを塗ってカバーを取り付けます。
なお私がアルフィーネのシャフト周りやカセットジョイントに使っているグリスはコレです。

カバーの上とアルフィーネの車軸周りにも念入りにグリスを塗ってスプロケット、スナップリングを嵌めます。

クリーニングしたカセットジョイント。

カセットジョイント裏にも入念にグリスを塗ってアルフィーネにセットします。

せっかく外したので手が届きにくいスイングアーム裏やキャリパーの車軸側を入念にクリーニングします。
またカーボンフレームなので念のためスイングアーム周りと折りたたみジョイント部、ヘッドチューブ周りを樹脂ハンマーで『打検』して音を確認します。
フレームは問題なし。もし歪んだ音がしたらイベントどころではありません。

後輪を取り付けてワイヤーにグリスを塗ってセットします。
11段で作業してますので6段に下げてセットラインの確認と必要であれば調整をしてピッタリ合わせます。
作業開始からおよそ30分で完成。
メカニックからの指摘
予め予約していたのでその日の午後にサイクルショップに持ち込みます。
作業的には前後ホイールの振れ確認と修正、全ボルトの締め付けトルク確認、ブレーキパッドの当たり確認と修正などおよそ30分も掛からない作業ですがやはりプロなので普段気が付かないところを指摘してくれる内容がとても参考になります。
普段自分でも都度やっていることなので作業自体はあまりやることがないとのことで今回は20分も掛かりませんでした。

今回指摘されたところは『ヤグラ(シートポストクランプ)周り』。
少し前に傾いているとのことで水準器で並行に戻してくれました。
確かにハンドルやブレーキ、駆動系などは毎回触ってますがサドルについては最初のセッティング出し以降触ってませんでしたので以降は必ずチェックすることにします。

コーナーバーとペダルが変わっただけですが、RCT-2011s サイクルイベント仕様完成。
これで心配無用。後はエンジン(自分の身体)が保つかどうか。
明日は7時台の電車で移動なのでまた早起きです。
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