外れないであろうものが外れる恐ろしさと軽量パーツの耐久性は低いということを再認識させられました
ダブルクイックリリースペダルの中で軽量化を主眼においてチョイスしたペダルはAceoffix PD-025。
ウェイトが174gと非常に軽量な要因はシャフトやアダプターなどがチタン製だからです。
今まで不具合はありませんでしたが、やはり長距離を走る運用でついに問題が発生しました。
その原因と解決をします。
R側ペダルが抜ける問題
過去にも何度かトラブルは起こりましたが、得てして問題が発生する時は負荷が軽い通勤や帰宅時に起こります。
今回も緩く走っている時にRペダルが、黄色のペダルロックをしているにも関わらずなぜか抜け出る現象が発生しました。
さすがに焦って緊急停車して確認すると、クイックリリースのアダプターを下げなくても手でこじると抜けることが判明しました。
負荷を掛けてる状態でペダルが抜けたことを想像するとゾッとします。
ペダルが抜ける原因はベアリングの摩耗か変形
オフィスに着いてすぐ確認して原因は判明しました。
チタン製アダプターの中のシャフトをロックする4つあるベアリングが変形か摩耗しているかで役割を果たさなくなっていました。
シャフトをロックするベアリングですからこれは致命的です。
外れないであろうものが外れる。これは恐怖以外ありません。
やはりこういった軽量パーツは耐久性が低いので長距離走行などあまり負荷を掛ける運用に適してませんから注意が必要です。
ちなみにAceoffixのクイックリリースペダルはチタン製(PD-025/PD-069)、スチール製(PD-015)の2種ありますが、チタン製だけの問題なのかスチール製も共通するのかは定かでありません。
ただ想定するにベアリングの素材が違うことは考えづらく、同じベアリングを使っていると思いますので同じだと思います。
さすが〇〇製とは言いたくありませんがクイックリリースペダルでコレはさすがに問題だと思います。
しかし私のような100km超走行を繰り返すような運用をすることは稀だと思いますので参考にしてください。
暫定的な解決案
佐伯へ輪行する準備をしていて確認したところ、シャフトに付着するグルスの汚れから守るアダプター(Aceoffix製)を試しに三ヶ島 US-S Ezyに着けたところすんなり入ってカチッとロックもされることを思い出します。
実際測定してみるとシャフトの径、ベアリングが嵌まる溝の位置は同じで差異はテーパー加工の傾斜くらいです。
要するにAceoffixのクイックリリースは三ヶ島のEzyと互換性(規格?コピー?)があるということです。
暫定的な解決方法として三ヶ島のEzyアダプターを取付け、Aceoffixのペダルを装着します。
実際に装着
おさらいにAceoffixのチタン製アダプターは36.4gです。
両ペダル合わせて173.6g。さすがに軽い。
三ヶ島のEzyアダウターは74.8g。Aceoffixの倍以上です。
Aceoffix PD-025の両ペダルと合わせると212.2g。+38.6gです。
当然重くはなりますが安全と引き換えにすることはできません。もちろんメーカー非推奨の運用ですからひとまず暫定処置です。
Aceoffixのペダルロック(黄色)は持ち手があるので抜きやすいですからこのまま使います。
同じEzyのCOMPACT Ezyも購入する予定でしたが、PD−025がそのまま装着できるということで一先ずこれで通常は運用してみて、何か問題があったら換装しようと思います。
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