特注で作ってもらったパーツが届きましたが無駄でした
こういう特殊なカーボンフレームのヘッドパイプに装着できる下玉押しは売ってます。
20インチ451を履く場合のテスト用として購入したCARBONフロントフォークが通常の金属フレーム用で、シャフトの軸径が違うためそのままではSAVANE FDB169Sには装着できないことがわかりました。
これはあくまでカーボンフレームの特徴であるテーパーシャフトへ市販のカーボンフロントフォークを入れるという通常ではほとんどやることがないであろう相当特殊なやり方です。
本来ならば純正のフロントフォークを使えばいいのですが、個人的な興味本位でやっていることですので参考までに。
テスト用Fフォークと純正Fフォーク
左がテスト用、右が純正フロントフォークで共にカーボン製です。
そこでまずはスペーサーの図面を描いて、素材についてはプロに相談しました。
回答は耐候性、耐摩耗性に優れ、耐熱温度は120℃、紫外線を遮断するため屋外での長期使用にも耐性がある『MC801』でいけるとのことで素材を指定。
ただし吸水性は低くないとのこととテスト用CARBON Fフォーク自体もそれほど厳しい寸法公差で作られていないことから指定公差を+0.1mm/0mmとします。
年末に差し迫ったことで結構混んでいることもあって製作に3週間を要しました。
では図面通りか確認します。
概ね図面通りにできてます。
ではCARBONフロントフォークに組んでみます。
CARBONフロントフォークへ仮組み
ガタもなくジャストサイズで入ります。
ただ小さな振動で上下方向に動くのも不安なので(困った時にはモノタロウ)M3の六角穴付き止めボルト(樹脂製)でシャフトに半固定するようにします。
スペーサーとベアリング仮組み
若干打込みな感じになりますが問題なく入りました。
仮組み完成イメージ
これで完成です。
後はフレームが届き次第、台座受け分2.0mm長くしないといけないので再度寸法の確認をしてフロントフォークのシャフトを切ります。
長さの失敗だけは許されません(-_-;)
多分問題なく取り付けできると思いますが実際まずは走ってみて、長期間経ってみないことにはわかりません。
それはおいおい確認していこうと思います。
テスト用に購入した20インチ451化の場合のCARBONフロントフォークは概ね先が見えてきました。
フレームが返ってくるのを楽しみに待ちたいと思います。
しかしこのスペーサーと台座受け、ワンオフとはいえ製作費がテスト用CARBONフロントフォークの倍近い値段でした・・・
さらにこのパーツが結果的に必要なく、まったくの無駄になるという・・・無知は罪ですね。
何してんだろ(=_=)