MAGURA、hope、OUTBREKERに個人的な備忘録として
初心者である私が軽量化と制動性能向上を目的にチョイスしたパーツですが、やはりメーカーが違えばそれぞれ特徴があって細かなパーツが微妙に異なります。
ましてや本職かどうかは別にして興味、必要性がなければあまり目や耳にすることがないメーカーですので情報も少ないです。
また今回、油圧バルブ調整型の自転車用ABS『OUTBREKER』を導入するのでその辺にも工夫が必要でした。
さらに純正フレーム&フォークがカーボン製であるからこその特殊な部分もあります。
今回は個人的な備忘録もかねてご紹介します。
このポストは以下2つのパーツを使って組み立てる工程です。パーツの詳細は以下リンクを参照してください。
OUTBREKER 本体の装着場所
せっかくABSで効き具合を変えられるなら手元で調整したい。そうして閃いたのがこのイメージです。
様々探した上で選んだパーツを。
LEDライトなんかをハンドルバーに装着できるホルダーです。これをライザーステムに取り付けてOUTBREKERを装着しました。
心配していた保持力は問題なく、しっかり装着できました。これで走行中でも左手でダイヤルの調整ができます。
ブレーキライン仮組み
ロック解除式結束バンドなので固定しても後で調整可能ですので便利です。すべての取付、調整が完了した時点で全ネジにネジロックを塗布後、トルクレンチによる最終締め付けを行う予定ですのでこの時点ではボルト関係はすべて手締め固定レベルです。
ブレーキホース接続パーツイメージ
マグラのマスターシリンダー、ホープのブレーキキャリパーと違うメーカーを組み合わせ、フロントはその間にアウトブレーカー(ABS)を付けます。なおアウトブレーカーのブレーキホースアダプターはシマノ規格互換ということで都合3メーカーの規格となります。
それぞれメーカーでパーツの名称やネジのピッチが異なったりしますので備忘録としてイラスト化します。
まず基本としてマグラ、ホープそれぞれの接続純正パーツを使います。
特に今回MAGURA HS33はスペアパーツのレバー単体でしたからコンプレッションナット以外のトップピースやコンプレッションリング、インサートキャップなどは付属しておりませんでしたのでAmazonで探して仕入れました。
インサート、オリーブ、コネクティングボルトともに3メーカーで異なります。
またマグラはコンプレッションナットのピッチが1.0mmと大きいです。
当初の予定ではMAGURA HS33からアウトブレーカーへバンジョーで接続しようとしていたのですがM8×0.75のバンジョーボルトがどこを探してもなく、特注で作ろうか迷いましたがストレート接続にしました。
バンジョーはボルトの締め込みトルクが必要になるので、ピッチ1.0ないし1.25と大きめで0.75がないのはそういう理由なんだと思います。
カーボンフレーム折りたたみ自転車の特異点
後に3回フォークを交換することになるので参考までに。
折りたたみ小径車でありながらカーボンフレームということで一般のアルミフレーム自転車とは異なるところがありました。
もうひとつ踏み込むとさらに異なるところがわかります。
そのひとつがここ。
ヘッドチューブ固定ネジ
通常アルミフレームの折りたたみ自転車ですとM23が一般的で、メーカーによってM24、M26もありますしそれ用の軽量パーツも豊富にあります。
しかしこのネジ、M20なんです。
多分カーボンパイプ内にアルミのネジが埋め込んであるのですが強度的な問題で肉厚にしてるのだと思います。
カーボン製シートポストもそうですが、カーボンは締め付けトルクが高すぎると内部で破断したり最悪折れる恐れがあります。上記断面図でわかるようにネジ本体でカーボンパイプの内径側から力を受けることによってセンシティブなカーボンの締め付けトルク問題を改善しているのだと思います。
それでも軽量化を図りたい。
ヘッドチューブ固定ネジでM20を見付けられませんので何かで代用できないか・・・
ありました。クランク固定用ネジ。このネジ1本で31gも軽量化できます。
この場合の注意点
ネジ長が10mmと短いのでこれを付ける場合は下側ボルトの締め付けトルクはしっかり測って締めます。
カーボンパイプの締め付けトルクがおおよそ4〜6N.mです。パイプ内はネジ切り部はアルミですが4N.mとし、不具合を感じたら純正に戻そうと思います。
ただこの後、純正フォークでは20インチ406のホイールセットが入らないことが判明してフォーク周りの沼にハマります。
MAGURA レバークランプ アルミ
MAGURA HS33のレバークランプは軽量なカーボテクチャー(Carbotecture®:ハイテクポリマーと炭素やガラス繊維の混合物)だったのですがシルバーでした。ただどうしてもハンドル周りをブラックに統一したかったので別途購入・装着しました。
軽量なブラックのカーボテクチャークランプもあったのですが、若干重くても(片側+1g)中抜きされたデザインでフラットバーのカーボン繊維が見えるこのアルミクランプにしました。
ホント小さなこだわりです。
フレームに取り付けられたことで実物がリアルに見えてきましたのでやっと実感が沸いてきました。
2月にはFホイール、クランクやスプロケットなどの駆動系、そしていよいよアレの導入へ着手していきたいと思います!
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